研究・教育

常務委員挨拶

shinatani











 先端学際工学専攻は、先端科学技術研究センター(先端研)に設置された工学系研究科の一専攻です。先端研という附置研究所内に存在する点と、博士課程のみの専攻であるという点において、本学の大学院教育システムの中でも特に個性的な存在として知られています。本専攻では、情報、生物医化学、環境・エネルギー、材料に関する先端的科学技術理論や応用を核として、社会科学やバリアフリーという社会システム研究を含む幅広い知識を吸収することが可能です。

 全く異なる分野の7人の教授が集まり設立された先端研が母体となり、現在の博士課 程が設置されたのは1992年でした。 その後社会は、大規模な自然災害、金融危機、ITに代表される技術革新など大きな変化に直面してきました。本専攻では学際的な研究者集団である先端研の利点を生かし、そのような変動する時代に貢献できる人材を育て続け、昨年は節目の25周年を迎えることができました。
 

 本専攻では、学際的な特徴のある環境のもとで、従来の常識的な枠組みにとらわれず、独自の分野を切り拓くような志を持った人材を今後も養成していきたいと考えます。また企業研究者や技術者はもとより、先端科学技術分野に関する知識を有する経営管理者や政策立案者を目指す社会人の方へも門戸を開いています。先端研から共に未来の社会を創造していきたいという意志を持った皆様と一緒に研究できることを楽しみにしております。

 

東京大学大学院工学系研究科 先端学際工学専攻 常務委員 新谷元嗣
2018年4月1日