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先端学際工学専攻とは

先端学際工学専攻(正式名称:東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻)が設置された1992年当時は、企業に在籍したまま大学院教育を受けられる機関が今ほど多くなく、その先駆的な役割を果たしてきました。その後、国際化、高速化、多様化、複雑化など研究開発競争の激化に伴い、社会人再教育の意識が再び見直され、2009年度から、「先端科学技術イノベータコース(博士課程)」をスタートさせました。これは、先端科学技術をベースにイノベーションを生み出す力を持った科学技術人材の養成を目指すもので、先端研という世界的な先端科学技術研究拠点を背景に、世界水準の知識と能力を切磋琢磨しつつ、激化する競争に勝ち抜ける高度な専門技術者として目的意識やマネジメント能力を身につけることを念頭においています。また2010年度からはバリアフリープログラムと環境・エネルギープログラムを立ち上げ、より体系的に専門性を高められる機会を提供しています。

先端学際工学専攻は、先端的科学技術に関する萌芽的・先導的な基礎/応用研究、および、そのような研究そのものに関する研究(Research on Research)について、教育・研究指導を行います。さらに、従来型の大学院教育に加えて、社会人に対する再教育としての大学院教育を行っていることを特徴としています。このような大学院教育/研究を通して、先端科学技術分野に関する独創的・創造的な研究者のみならず、広い視野に立つ先進的・国際的な研究者、経営管理者、さらには先端的・学際的な政策立案者の養成を図ることを目的としています。学位は博士(学術)、または博士(工学)が授与されます。

学生データ

2011年度以降の入学年度別の合格者数、入・進学者数、在籍者数、博士の学位取得者数は次のとおり ※( )内は内訳

    合格者数※2 入・進学者数 在籍者数 学位取得者数※1
年度 合格者数 (社会人) (男) (女) 入・進学者数 (イノベータ) 在籍数 (外国籍)  
2011年度 4月 12 2 12 0 12 3 82 17 19
10月 13 6 8 5 13 2 91 21
2012年度 4月 15 6 12 3 15 5 94 22 14
10月 8 4 6 2 8 2 91 22
2013年度 4月 10 7 8 2 10 6 84 20 10
10月 8 6 7 1 8 4 87 20
2014年度 4月 13 7 11 2 13 6 71 15 18
10月 8 3 7 1 8 2 76 12
2015年度 4月 11 1 10 1 11 2 75 13 18
10月 9 7 8 1 9 3 79 14
2016年度 4月 13 4 12 1 13 1 78 17 14
10月 10 4 9 1 10 4 78 19
2017年度 4月 15 5 12 3 14 4 81 24 18
10月 9 3 5 4 9 3 84 26
2018年度 4月 11 3 9 2 11 2 79 26 13
10月 15 13 12 3 15 2 86 28
2019年度 4月 13 7 11 2 13 5 88 27 19
10月 11 6 8 3 11 3 92 28
2020年度 4月 18 9 17 1 18 5 101 33 13
10月 8 4 4 4 8 3 100 33
2021年度 4月 14 6 12 2 13 4 103 34 16
10月 10 5 8 2 10 2 99 35
  • ※1:当該年度中における在学生、満期退学者、論文博士の学位取得者数
  • ※2:4月の合格者数=前年度実施のA日程入試合格者の内4月入学予定者数+B日程入試合格者数

10月の合格者数=当該年度実施のA日程入試合格者の内10月入学希望者数+中国政府派遣等留学生数

  • 13号館
  • 学位授与式の様子
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