前川和純さん(2020年度修了)らの作品がダイソン国際エンジニアリングアワード 2021 国内準優秀賞を受賞
- お知らせ
2021年9月21日
前川 和純 さん(応募当時D3、現 先端科学技術研究センター 特任助教)らによる作品「Behind the game」が、28か国が参加する国際エンジニアリングアワード「James Dyson Award」国内準優秀賞を受賞しました。
本作品を含む上位3作品を含む各国作品群はこれから国際第2次審査に進み、その中からTOP20作品が選ばれます。
世界28か国のTOP20の選考結果は、10月中旬に発表予定される予定です。
【作品について】
物理的に行うスポーツは、私たちの日常生活において重要な役割を果たしていますが、それを遠隔で行うのは困難な場合があります。遠隔によるタイムラグは、遠隔地のプレイヤーの反応速度と行動の正確さを低下させ、プレイヤーが自身でゲームをプレイしているという主観的な体験を損なわせてしまいます。そこで、ユーザーの運動を予測し、先んじてロボットが行動することで遅延を解消するなど遠隔でのパフォーマンス向上とプレイヤーの良好な体験の提供を両立させるシステムを開発。エアホッケーでの検証後に卓球など、同様のコンセプトを応用可能なスポーツへ展開し、新しいリモートスポーツの文化を生み出したいと考えています。
【受賞コメント】
本プロジェクトでは、リモートでのスポーツ体験をどのように実現できるかにチャレンジしました。 このように取り組みを評価いただいた方がいたことを光栄に思います。

受賞作品「Behind The Game」

受賞した 前川和純 さん
齊藤 寛人
岡﨑 菜琳
笠原 俊一